悪夢も自律神経?

夢 エッセイ

仕事を辞めて2ヶ月経ちますが、未だに悪夢で目覚めることがあります。例えば仕事で外出して、戻れない。道に迷ったり、エレベーターを間違えたり。早くしなきゃ、どうしよう…と思って目が覚める。誰かに追われ、差し迫った状況で孫を抱いて逃げる。こっちだよと逃がしてくれた人が実は裏切り者だった…等々。寝汗をかいて起きるというようなこともしばしばありました。仕事を辞めて2ヶ月過ぎたのに、未だにこんな夢みるんだなぁ…と憂鬱になります。

自律神経失調症と診断されてから、この病気についてググってみました。自律神経が乱れて仕方ないあなたに…とか、自律神経を整えましょうとか、本も出ていました。え?そんなに簡単にコントロールできるもの???と思ってしまいますが、多岐にわたるからでしょうか。

処方された薬の効能も調べてみました。脳の興奮などを抑えることで不安、緊張、不眠などを改善する薬となってました。麻酔前に服用するとも書いてありました。仕事に行く前は、私が向かうのは手術台?と思っていました。ところが服用してもあまり効果を感じられないのです。一度不安に捕らわれてしまうとしばらく続いて、薬効かないじゃん!と、いらだちと焦りを感じるのです。

地震でもないのに揺れている感じがして「え?揺れてる?地震?」と言っても「揺れてないよ。」との家族の答え。医師曰く「この病気の人は、多くの人がそう(地震でもないのに揺れていると感じる)おっしゃいます。朝が来るのが怖くて眠りたくないとかね。」だそうで、へぇ…でした。

ノーと言えない、感情処理が下手、気持ちの切り替えができない、人の評価を気にしすぎる、人と信頼関係を結ぶのが苦手、依存心が強いなど、ストレスへの抵抗力が弱い傾向のある人が、発症しやすいそうです。…すべて当てはまります。でも…そんなの誰でもだ!甘いんだよ!被害妄想が!って、言われるんだろうな…と思ってしまう…この思考回路がいけないんでしょうね。でも、これ結構苦しいんです。いつか治る日は来るのかな。治りたいと思うんですが、それも全て自分次第なんでしょうね。…の堂々巡りです。

でもね、仕事を辞めたのは一つの進歩なんです。辞めたら暮らしていけない!ってしがみついていましたが、自分の寿命を考えたら死ぬまで辛い日を過ごすのかなぁ…それも悲しい人生だなぁと思えたので。実際、辞めてみたら後悔はしていないし、戻りたいとも思わない。つらい時間と環境に身を置くことを止めた。ここから先も堂々巡りを繰り返すだろうけど、3歩進んで2歩下がるで行きますよ。同じようにつらい思いをしているあなた、つらく苦しいことからは逃げて幸せに生きましょう。

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