自立神経失調症と朝日

morning sun エッセイ

今日は久しぶりにお天気が良く、ベランダで洗濯物を干していると、風が心地良くそよそよ。よく、自律神経を整えるには、朝日を浴びなさいと言いますが、そんなんで治るわけない!こんなに苦しいのに!と思ってました。だって、朝、目覚めた瞬間から何とも言えない不安にさいなまれるのですから。あ~、今日も1日が始まってしまった。いやいや残り少ない人生、無駄にしてはいけない。でもきっと、今日も何もできない無気力な1日で終わるんだろうな…みたいな。それでも、リビングのカーテンを開けて、お天気だったりすると、一瞬、あ…とほっこりした気分にはなるんです。なので朝日、お天気、これは効果あるのかも。もっとも、毎日忙しく働いてると、いちいちお天気なんか、気にしていられないのかもしれないね。私も働いてる時はそんな余裕なかったかも。

自律神経失調症と診断されてから1年3か月。会社を辞めて8ヶ月。毎日苦しさから逃れられなくて。悔しさがずっと残っているせいですね。恨みともいうのかな。その間、数少ない私を理解してくれると信じていた友達と会ってランチしたり、話を聞いてもらうことが救いでした。けれど、皆それぞれに忙しく、ずっと私の苦しみに付き合ってばかりもいられない。それがまた孤独に感じる。連絡くれるって言ったのにな…と、悲しくなる。依存症ですね。でも今日、洗濯物を干していて気持ちが晴れ晴れとしていたら「恨むのではなく教訓と考えます。」というあるドラマのセリフが浮かびました。考えてみたら恨むって、おかしい。みんなが私に合わせてくれるわけない。だってみんなそれぞれ、自分が最優先なのだから。そんな当たり前のことも、悲しみを抱きしめていると分からなくなる。その悲しみ必要?手放してみたら楽なんじゃない?重いよねと、思えました。自分は、自分で操縦しなきゃと。今日は天気でよかったなぁ。いつまで続くか分からないけど、幸せな気分を味わえてよかったな。

 

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